仙台89ERSが元NBAプレーヤーのSF、スタントン・キッドを獲得「ベストを尽くすことを約束します」
シュート力が武器の石橋侑磨も獲得
仙台89ERSは7月5日、スタントン・キッド、石橋侑磨と2024-25シーズンの契約(新規)が合意に至ったことを発表した。 アメリカ出身、現在32歳のキッドは202cm101kgのスモールフォワード。コロラド州立大学を経て、ベルギーやドイツ、トルコなどヨーロッパを渡り歩き、2019年にはジャズの一員としてNBAでもプレーした経験を持つ。2022-23シーズンに秋⽥ノーザンハピネッツと契約し来日。2023年は信州ブレイブウォリアーズに移籍するもケガにより途中で契約解除となったが、それでもプレーした10試合の平均は20.4得点でリーグ4位(同率)を記録した。 福岡県出身、現在24歳の石橋は190cm82kgのシューティングガード。東海大学九州在学中の2019年に男子U20日本代表候補に選出。2021年12月には特別指定選手としてライジングゼファー福岡へ入団すると、2022-23シーズンはプロとして福岡でプレー。熊本ヴォルターズに移籍した今シーズンは55試合に出場し、平均16.5分のプレータイムで5.3得点、1.4リバウンド、0.5アシストを記録した。 2人はクラブを通して「仙台で素晴らしい組織とたくさんの素晴らしい選手達と一緒に闘う準備はできています。最高のプレイヤー、そして最高のチームメイトになるためにベストを尽くすことを約束します。できるだけ多くの試合に勝利し、最高のシーズンを目指してスタッフや選手とともに励みます」(キッド)、「B1という舞台で皆さんとともにプレーさせてもらうことを大変嬉しく思います。常に全力で取り組み、チームの勝利に一つでも多く貢献できるよう頑張っていきます」(石橋)とコメントしている。 仙台2023-24シーズンロスターの契約状況(7月5日時点) 【継続】ヤンジェミン、青木保憲、渡辺翔太、ネイサン・ブース、片岡大晴 【自由交渉リスト公示】澤邉圭太、ラショーン・トーマス 【未発表】ヴォーディミル・ゲルン 【退団】岡田泰希(滋賀)、渡部琉(広島)、阿部諒(SR渋谷)、小林遥太(奈良) ■2024-25シーズン新規加入選手(同) 星野曹樹(群馬)、半澤凌太(京都)、多嶋朝飛(大阪)、ディクソンジュニア・タリキ(長崎)、スタントン・キッド、石橋侑磨(熊本)
バスケット・カウント編集部