「失望的。キャリアの中で見たことはない」アルテタがブライトンのPK同点弾につながった“不可解な判定”に不満
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ブライトン戦の判定への不満をあらわにした。 4日に行われたプレミアリーグ第20節でアーセナルは敵地でブライトンと対戦。16分にイーサン・ヌワネリのゴールで幸先よく先制したアーセナルだが、追加点を奪えない。すると61分にPKを与え、これをブライトンに沈められて同点に。試合はこのまま終わって、アーセナルはブライトンと1-1のドローで終わった。 この試合の後半のブライトンが同点弾につながるPKを獲得した場面では、ウィリアム・サリバがジョアン・ペドロの頭部と接触。アンソニー・テイラー主審は即座にペナルティスポットを指さし、VARもこれを支持した。アーセナルのアルテタ監督は、試合後にイギリス『BBC』でこの判定に対しての自身の考えをあらわにした。 「ゴールにつながったあの判定に我々は本当に失望している。私はあのような判定をキャリアの中で見たことはないからだ。彼もボールを触っていた。不可解な判定だ。おそらく我々があのような判定を以前に見たことがなかったことを意味している。私のキャリアを通しても見たことはなかった。以前にあのような判定があったかどうかを選手たちに聞き、誰も見たことはなかった。だから、あれは新しい判定だ」 一方、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は「あれは明らかなペナルティだった。頭と頭の接触だったが、体の別の部位の接触でも全員があれはペナルティだと言っていただろう。ジョアンは頭で先にボールを触り、サリバは遅れてやってきた」と敵将とは真逆のコメントをしていた。