立憲民主・枝野代表が党大会後に会見(全文3完)表現行為への重大な侵害
損害賠償権が消滅していないという考えはおかしいのか?
横田:フリーの横田一ですけども、日韓関係悪化について、政権交代したらどういう外交政策に変わるのか、安倍外交の現時点の問題点と併せてお聞きしたいのと、先ほどのお答えでまだほとんど理解できてないんですが、鳩山由紀夫元首相や宇都宮健児弁護士の、請求権は、損害賠償権が消滅していないという考えがおかしいとおっしゃる根拠について、本あるいはインタビュー記事でこういうふうに答えたとか、そういうのを教えていただきたいんですが。 枝野:国際法は国際私法と国際公法がある。国際私法の世界に限ってものを見ればそういう見方もあるかもしれませんが、国際私法と国際公法は重なり合いがあります。その兼ね合いのものの考え方としてはちょっと異端の考え方。あくまでもそれは国際私法に限られたものの見方だというのは、国際公法と国際私法、両方を見てれば常識の世界だと思っています。立憲主義は近代国家にとって当然の前提だというのと同じぐらい当たり前のことだというふうに理解をしています。 日韓関係ですが、いつも申し上げてますが、国際法的な問題については日本政府は筋を通して毅然とした対応を取るべきであるが、これは両国政府にいえるけれども、なんか国民の対立をあおるようなことを政府が積極的にやっていると受け止められても仕方がない。これはやるべきではないというふうに思っています。 司会:それでは以上とさせていただきます。今日はどうもありがとうございました。 枝野:はい、ありがとうございました。 (完)【書き起こし】立憲民主・枝野代表が党大会後に会見