立憲民主・枝野代表が党大会後に会見(全文3完)表現行為への重大な侵害
今後の会派運営の課題や意気込みは?
共同通信:共同通信の【アライ 00:41:20】です。よろしくお願いいたします。先ほどの党大会でもご発言がありましたけれども、あらためてなんですが、共同会派の是非、先ほどの政権交代のことも考えてだということですけども、ただ他方で、会派統一ということでは各派で思惑が異なる部分もかなりあると思うんですけれども、そういう意味で、選挙区調整であったり、今後の会派の運営についての課題や、それに向けての意気込みをあらためていただけますか。 枝野:いろんな考え方に違いがあるから、党が別々なんであるし、考え方が違えば思惑に違いがあるのは当たり前のことで、思惑が違っているっていうのはネガティブじゃなくて当たり前のことです。そうした、党が違えばいろんなことが違うという状況の中で、先ほど申したとおり、一般論として申し上げれば、94年の小選挙区制度導入決定以降、日本に単独政権は一度も存在をしていない。党が違う皆さんと思惑が違う中で、どうそれを乗り越えていくのかということが政治の技術として求められているというのは一貫している基本的な今の日本の政治環境だと思っていますので、何も心配していません。 司会:はい、じゃあ前へいって後ろへいきます。
逆行するような動きへの考えは?
時事通信:時事通信の御船です。会派に関連してなんですけども、国民民主党の桜井議員が会派、共同会派の結成を理由に離党するという報道が出ています。社会保障を立て直す国民会議の井出議員も参加しない意向を示していますが、こうした大きな構えにある種、逆行するというような動きも出ていますが、この点につき、どういうふうに区切っていらっしゃるか、お考えをお願いします。 枝野:すいません、他党派の中のことでありますので、私が呼び掛けたことで党派の中にいろんなお考えの違いがもし出た、その結果であるとすれば、そのことについてのきっかけをつくった者としては、それぞれの党派の運営に当たっては申し訳ない側面はあるのかなと思いますが、それはいろんな考え方がそれぞれあるわけですから、それは私の投げ掛け、呼び掛けとは違うお考えの方がいらっしゃっても、それはある意味、必然だと思ってます。ただ、それぞれの党派の皆さんには、もしそういうことで、私の呼び掛けがきっかけであるならば、その限りにおいてはちょっと遺憾であるというふうに思ってます。 司会:それでは最後、よろしくお願いします。