「審判はパドレスに買収されているのか?」大谷翔平が激怒した審判の腕に打球が当たった問題にド軍ファンもSNSで共鳴
米サイト「アウトキック」もこう報じた。 「大谷翔平が怒っているのを見たことがあるか?7億ドルプレーヤーはめったに怒りを見せないが、水曜日の夜のある出来事が、彼の怒りの蓋を開けさせた。もし三塁塁審のリッぺーガーの“守備”がなければパドレスの三塁手マニー・マチャドからボールは遥かに離れていた。大谷はダグアウトでフラストレーションを露わにした。デーブ・ロバーツ監督も、審判の意図しない“守備”に怒りを見せた。大谷の(タッチアップも含めた)走塁はすべて無駄になった」 同サイトは「アナハイムで過ごした時間は、大谷が忍耐力を養うのに役立ったが、ユニコーンでさえ冷静さを失うことがある」と表現した。エンゼルスの6年間で大谷が悲願のポストシーズン進出を一度も果たせなかったことを「忍耐力を養う時間」と揶揄した。 また米SNS上でもこの問題が話題となった。 米サイト「スポーツキーダ」は「ドジャースファンは大谷が審判に邪魔されて本塁でアウトになったことに怒っている」とのタイトルを取り、「大谷の失望にファンも共鳴した」として、いくつかのXへのポストを紹介した。 「あの審判はパドレスに買収されている」 「今のは何だ?審判に当たらなければセーフだったし、もっと早く当たっていればアウトになることもなかったのに」 「どうしてデッドボールにならないんだ。そうなればランナーはその場に止まっている。不条理だ。審判は、野球賭博でパドレスに賭けているに違いない」 激怒の声に加えてユニークなポストもあった。 「審判のWAR(勝利貢献度)が+2上がった」 「サンディエゴでは審判がバックネットを兼ねていたなんて、誰が知っていたのだろうか?」 ファンの怒りの声を紹介した同サイトは「ドジャースは敗退の危機に瀕していた。最強打者の大谷は第3戦で4打数1安打に終わり最高の状態ではなかった。この日は3打数1安打1打点、2四球を選んだ。彼の高いレベルを考えるといい数字ではない。ただチームの勝利に貢献することが重要なのだ」という言葉で、逆王手をかけて大一番を結んでいる。 勝った方がナ・リーグのチャンピオンシップシリーズでメッツと対戦することになる第5戦はドジャースタジアムで行われ、パドレスは第2戦で7回1失点の好投を見せたダルビッシュ有が先発、ドジャースは山本由伸の可能性もあるが、現段階では「未定」とされている。