妊婦ジャケット着てみたら?ベビーカーで改札を通るのは大変?ピジョンの「赤ちゃんを知る授業」を中学3年生が体験!
「赤ちゃんを知る授業」ってどんなもの?
HugKumの子育て中の読者のみなさんにも馴染みのあるベビー用品を扱うピジョン株式会社。哺乳瓶やおしりふきなど、使ったことのある方も多いのではないでしょうか? 「赤ちゃんを知る授業」は、ピジョンが開催する「Baby Friendly Future Project」で、中学生に赤ちゃんへの興味・関心を持ってもらい、社会の一員として自らできることを考え、行動につなげる教育プログラムです。 【画像15枚】赤ちゃんの模型やベビーカーを押す生徒など「赤ちゃんを知る授業」の様子 先生方が授業を実施するための教材を無料で提供するほか、一部の中学校では、ピジョン社員が出向いて授業を行い、赤ちゃんと家族についてより深い学びの機会を提供しています。 赤ちゃんにやさしい未来の実現を目指し、年間約140校、1万人以上の生徒に対し、授業を実施しているそうです。 今回は、かえつ有明中学校で中学三年生に向けてプログラムが開催されたので、その様子をレポートします!
赤ちゃんだった頃を振り返る
まずは、赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては生徒自身も赤ちゃんだったことを改めて認識することから授業は始まります。 普段、意識する機会がないせいか、何も覚えていないという声もありましたが、中には、なんでも興味があって図鑑が好きでずっと眺めていたり、「なぜなぜ」と聞いてばかりいたという生徒さんもいました。
赤ちゃんが生まれてくるということを学ぶ
赤ちゃんが生まれてくるということを妊婦さんのイラストのスライドや月齢に合わせた実物大の人形やを用いて学びます。 特に妊婦さんというと、お腹が目立つ6ヶ月以降くらいからというイメージがあるかもしれませんが、「妊婦さんのおなかの大きさ」のスライドでは、それよりずっと前から、お腹の目立たない妊婦期間もあるということが分ります。 ■赤ちゃんの胃はさくらんぼ程しかない また、大人の胃は2リットルで大きめのペットボトル一本分にもなりますが、赤ちゃんの胃はさくらんぼくらいの大きさしかありません。胃が小さいため、数時間おきに母乳やミルクをあげなくてはいけないという話を聞き、生徒のみなさんは、両親になる大変さを感じているようでした。 ■実物大の赤ちゃんの人形を抱っこしてみる! そして、実際に、新生児と同じくらいの重さと大きさの赤ちゃんの人形を抱っこしてみます。「思ったより重い!」との声が教室に飛び交っていました。ずしっと来る重みに、人形とはいえ、恐る恐る、慎重に手渡す様子も見られました。 ■赤ちゃんの行動について、その意味や特徴を理解する 座学の最後は、スライドを使って、赤ちゃんはなぜ泣くのか?なぜよく寝るのか?など、その行動について特徴や意味を理解し、赤ちゃんとのコミュニケーションに不可欠な知識を身につけます。 赤ちゃんの映像に「可愛い!」と思わず声をあげたり、微笑む姿が印象的でした。