妊婦ジャケット着てみたら?ベビーカーで改札を通るのは大変?ピジョンの「赤ちゃんを知る授業」を中学3年生が体験!
妊婦ジャケットは重い?!妊婦の体験をしてみる!
座学の後は、妊婦ジャケット着て妊婦の体験をします。妊婦ジャケットは8ヶ月から9ヶ月の妊婦さんの体型を再現したもので7kgほどの重さがあります。 装着したとん、「重い!」との悲鳴が次々と聞こえました。歩くのもやっとで、前屈みになって靴紐が結べなかったりと、想像以上の不自由を体験できたようでした。 サッカー部の男子生徒さんは、「これくらいの荷物を部活で持つことはあるけれど、一日中ではないし、背中に背負っているので、前にずっと重たいものがある不自由さを実感した。すぐに何ができるかわはわからないけれど、いつでも助けることができるよう、妊婦さんがいたら意識したいと思う」と話してくれました。 「重い、辛い!帰ったら、お母さんにありがとうって言おう」という生徒さんの声もありました。言葉だけではなかなか伝わらないことも、こうして体験することで、実感できる貴重な機会であると感じました。
ベビーカーで改札は通れる?
妊婦体験の後は、ベビーカー走行体験も行われました。実際は、道は平らではありませんし、今回は、赤ちゃんの人形が乗っているだけですが、ベビーカーは荷物が常にパンパンで、こんなに身軽な形で出かけることはまずありませんが、それでも、慣れないベビーカーに、戸惑っているようでした。 ほとんどの生徒さんがベビーカーを押すのは初めてで、思ったよりも真っ直ぐ進まない、ぐらつく、などの声が上がりました。
妊婦さんや子連れの家族が困ってる!自分なら何ができるか考えよう
授業の最後は、妊婦さんや小さい子連れの人が困っているときにどんなことができるか、グループディスカッションの時間となりました。 「変顔」と一度書いて、提案してみるのものの、やっぱりダメかもと、紙をくしゃっと丸めてしまった生徒さんがいました。他の生徒さんが、「赤ちゃんは変な顔をしたら、きっと笑うし、面白いから、いい案だよ」と意見のやりとりの場も見られました。 最後に、グループで意見を発表。どのグループも真剣にどうしたら良いか考えている様子が伺えました。 ■ベビーカーをお手伝いするときのお願い ベビーカーを運ぶお手伝いの声がけをしたいという意見もあり、子育て中の筆者としても、大変ありがたいと感じました。声をかけにくいかもしれませんが、当事者としては、手伝ってもらえたら大変ありがたいです。 ちなみに、この時は、必ず赤ちゃんは保護者に抱っこしてもらって、赤ちゃんの乗っていない状態のベビーカーを運ぶようにとのピジョンの担当の方からアドバイスがありました。筆者もついつい、乗せたままベビーカーごと運んでいたので、気をつけようと思いました。