「消費期限間近」でお得に! 肉や魚の「冷凍保存」で「節約&安全活用」のコツ
肉や魚などの生鮮食品には、安全に食べられる目安である消費期限の表記がされています。スーパーなどで消費期限が迫った肉や魚などを購入し、使いきれずに冷凍したことがある方は多いでしょう。 その際、適切な保存方法や期間が分からず、そのまま処分した経験がある方もいるかもしれません。 消費期限間近の肉や魚を冷凍保存し、上手に活用できれば節約につながる可能性があります。今回は、肉や魚の冷凍保存方法や冷凍する際のポイントなどを解説します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
賞味・消費期限が迫った食品はどの程度値引きされる?
スーパーで売られている肉や魚などの生鮮食品やお惣菜など消費期限が短いものの場合、夕方以降や閉店間際に値引きされる傾向があります。 商品の売れ行きによっても異なりますが、半額になる商品もあるようです。なお、お店によっても値引き金額やタイミング、条件などが異なります。
肉や魚の冷凍保存期間と冷凍保存方法
食品によって冷凍保存できる期間や冷凍保存方法は異なります。今回は、冷凍した肉と魚の保存期間や冷凍する際のポイント、解凍方法などを紹介します。 ■肉の冷凍保存期間と冷凍保存方法 一般的に冷凍した肉の保存期間は、約1ヶ月程度です。しかし、肉の種類や形状によっても傷みやすさが変わるので注意が必要です。 また、ひき肉などの空気に触れる面積が大きい肉も、ほかの種類に比べて保存期間が短いようです。保存期間の1ヶ月はあくまで目安なので、より美味しく食べるためにも2週間程度で使い切ることをおすすめします。 肉の美味しさをキープし安全に冷凍するためにも、買ってきたその日のうちに冷凍することがおすすめです。消費期限が近く値引きされたものを、冷凍する前提で購入すれば節約につながる可能性があります。 また、冷凍する際には空気になるべく触れさせないためにもパックから取り出し、ラップで包んで冷凍用の密封保存袋に入れて冷凍すると安心です。 肉を解凍する際には、冷蔵庫に移してゆっくり解凍することがおすすめです。冷蔵庫内は低温状態が保たれており、肉全体を均一に解凍できるため、細菌の繁殖を防ぎ品質の劣化をおさえられると考えられているようです。 ■魚の冷凍保存期間と冷凍保存方法 魚の保存期間は、種類や加工方法などによっても異なりますが、1ヶ月程度とされています。ただし、長期間保存しすぎると水分が抜けてパサつくなど品質が落ちやすくなるため、2~3週間以内に消費するように心がけるとよいでしょう。 また、魚は肉に比べて傷みやすい傾向があるため、買ってきたその日のうちに早めに冷凍します。丸ごと1尾の魚を冷凍する場合には、痛みやすいエラや内臓、ウロコなどを取り除いてから冷凍することもおすすめです。 冷凍する際には、ラップに包んでから冷凍用の密閉保存袋に入れると劣化を遅らせることができるといわれています。 魚の解凍方法はさまざまありますが、家庭で実践しやすいのはボウルなどに冷凍した魚を保存袋ごと入れ、流水を当てながら解凍する「流水解凍」です。20~30分程度で解凍できるといわれていて、冷蔵庫に移して解凍するよりも時短になる可能性があります。
消費期限が迫った肉や魚は夕方以降に値引きされる傾向あり!購入したらその日のうちに冷凍することがおすすめ
冷凍の保存期間は、肉は種類や形状によって異なりますが1ヶ月程度、魚は種類や加工方法などにもよりますが、肉と同様に1ヶ月程度のようです。 ただし、魚は長期間保存すると品質が落ちやすくなる傾向があるため、2~3週間以内に消費するように心がけるとよいでしょう。お得に購入した肉や魚を冷凍する際には、美味しさをキープし安全に冷凍するためにも、買ってきたその日のうちに冷凍することがおすすめです。 今回の記事を参考に、消費期限が迫った肉や魚を上手に活用することで節約につなげていきましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部