【平和島ボート 第54回東京ダービー】佐藤隆太郎 鋭発決めて新年1発目をVで飾るぞ
オール東京支部勢で争われるボートレース平和島の「第54回東京ダービー」は8日に準優勝戦が行われ、優勝戦進出の6人が出そろった。 佐藤隆太郎(30=東京)が準優勝戦10Rでインからコンマ06のトップスタートを決めて逃げ切り勝ち。「足自体は中堅か中堅上位の位置にいる。ただ、ペラを失敗してターンの進みが甘かった。乗り心地、カカリを含めて全体的に調整したい」と、優勝戦に向けて舟足を整え直す構えだ。 24年は年間7Vを挙げる大活躍を披露。3月に若松で開催されるSGクラシックの権利も初めて獲得した。「力はついてきていると思うけど、上を見据えると…。1走1走の積み重ねだと思う」と語り「一昨年に(師匠の)長田頼宗さんの同期の馬場貴也さんとお話させていただく機会があった。メンタル的な部分のアドバイスをいただいた」と成長のきっかけを明かした。 9日の12R優勝戦は3号艇で登場する。「風の強弱はあるけど、スタートいいのが行けると思う。全速でコンマ05が目標」と意気込んだ。3コースから鋭発を決めて新年1発目を優勝で飾る。