箱根駅伝5区でコース侵入&青学大・若林を併走撮影波紋の中国人インフルエンサー 謝罪後、事前の試走動画などを削除 中国国内からも批判の声
1月2日に行われた箱根駅伝の往路5区で、中国のインフルエンサーが大会が禁止しているコース内に侵入した問題で、同インフルエンサーは中国版のTikTok「抖音」内に投稿していた事前に箱根の5区を試走していた動画などを削除した。同行為については中国国内からも批判の声が上がっている。 【写真】中国人インフルエンサーの微博 470万の文字が見える 問題となったのはランニング、マラソン関連で発信を続けている中国人インフルエンサーの沈烏賊。中国版Xの微博では470万人のフォロワーがいるが、5区で山道を力走している青学大・若林宏樹を追い、撮影しながら白線の内側の車道内を走り、併走を試みる姿がSNS上で拡散。「大変危険ですので沿道を走らないようにお願いします」と警告の声が出ていたが、無視して走り炎上していた。その後、TikTokで「ランニングを愛する友人の皆様に心よりお詫び申し上げます。私も同行者も『箱根駅伝応援のお願い』を守らずに観戦しました。ごめん。今後はより一層自分に厳しくしてまいりますので、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と、つづっていたが、微博での箱根駅伝を前に来日したことを報告した投稿や、TikTok内の箱根試走の動画は9日までに削除された。同行為を巡っては中国国内からも「海外にいってそんな恥ずかしい行為するのはやめて」「こんな厄介な人は見たことがない」と批判の声があがっている。 箱根駅伝では応援に関するお願いとして「車道上での応援は危険です。必ず歩道から応援してください」「歩道から手を出したり身体を乗り出しての応援は危険です」などと記載されている。