泥沼の激戦！御殿場シクロクロス男子は副島達海が接戦を制し、女子は石田唯が圧勝
泥沼の激戦！御殿場シクロクロス男子は副島達海が接戦を制し、女子は石田唯が圧勝
11月3日(日)、静岡県御殿場市の高根西ふれあい広場で「御殿場シクロクロス Supported by 湘南CX」が開催された。2024-25 JCFシクロクロスシリーズ、そしてJCXシリーズの第3戦となる今大会。JCFシリーズ、JCXシリーズともに初開催となる会場で、エリート男子は副島達海(大阪産業大学)、エリート女子は石田唯(TRKWorks)がそれぞれ勝利を手にした。
難所の連続！高根西ふれあい広場のテクニカルコース
高根西ふれあい広場は、JCFシリーズおよびJCXシリーズでは初登場の会場。起伏のある林の中を縫うように設定されたコースは、タイトなターンやアップダウンが連続するテクニカルなレイアウトだ。 コース内には「火山灰セクション」と呼ばれる路面が深く柔らかい箇所もあり、乗車したまま通過するか、バイクから降りて走るかの判断が求められるなど、選手たちの脚力、体力、テクニックが試される。 さらに、当日は晴天ながらも前日の雨の影響でコースは泥濘状態。沼が出現し、前転する選手が続出するなど、難しいコンディションとなった。泥のセクションで足をついてしまい、ペダルキャッチに苦労する場面も多数見られた。
エリート女子：石田唯が圧勝！
13時15分、エリート女子のレースがスタート。現在2連勝中でポイントリーダーの全日本チャンピオン小林あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)は不在となったものの、前戦の亘理を上回る16名が出走した。 レースをリードしたのは、初戦の土浦で2位に入った石田唯(TRKWorks)。石田を追うのは、今季初参戦となる昨季のJCXチャンピオン渡部春雅(明治大学)、そして今季からエリートカテゴリーに昇格したジュニア全日本チャンピオン日吉愛華(Teamまるいち/中京大学)。 日吉が一時的に先頭に立つ場面もあったが、3周目には集団がばらけ、石田がリードを広げ始める。そのまま石田は後続との差を着実に広げ、2位に1分10秒以上の差をつけて圧勝。2位には渡部、3位には日吉が入った。
