【パリ五輪】 「日本には脱帽した」フランス代表のフォーニエがアカツキジャパンを称賛「エナジー溢れるプレーをしていた」<DUNKSHOOT>
7月30日(日本時間31日)に行なわれた日本代表とフランス代表によるパリオリンピック男子バスケットボールのグループラウンド第2戦は、同点10度、リードチェンジ9度という大激戦が繰り広げられた。 【写真】八村、渡邊、河村、富樫…日本代表のメンバー12名を一挙紹介! 日本は司令塔の河村勇輝がゲームハイの29得点に7リバウンド、6アシスト、エースの八村塁が24得点、センターのジョシュ・ホーキンソンが16得点、8リバウンドと躍動。河村の6本を筆頭にチーム全体で3ポイントを16本沈め、成功率も43.2%と高確率を記録した。 それでも、今大会の優勝候補にも挙げられる地元フランスは、4点を追う第4クォーター残り10秒にマシュー・ストラゼルの4ポイントプレーで同点に追いつく。オーバータイムではヴィクター・ウェンバンヤマの8連続得点で一気に日本を突き放し、最終スコア94-90でグループラウンド2連勝を飾って決勝トーナメント進出を決めた。 フランスはウェンバンヤマが18得点、11リバウンド、6アシスト、2スティール、2ブロック、ストラゼルが17得点、3アシスト、エバン・フォーニエが14得点、6アシスト、ガーション・ヤブセレが13得点、ルディ・ゴベアが7得点、15リバウンド、3アシスト、2ブロックをマーク。 この日30分15秒コートに立ったフォーニエは「僕たちは完璧な試合ができず、まったく違う展開になった。日本には脱帽したよ。エナジー溢れるプレーをしていたし、今夜すごく頑張っていた。彼らが僕らをトラブルに陥れたことで、ハイペースでプレーすることを強いられた」とコメント。 さらに「ビッグマンたちがペイントエリアの外へ連れ出され、苦しめられたね。僕らは2人のビッグマン(ウェンバンヤマ、ゴベア)を入れてプレーしているから、日本のようなスモールチームと対戦するとすごく複雑になってしまうんだ」と話していた。 勝利には届かなかったとはいえ、8人のNBA経験者を擁するフランスをあと一歩のところまで追い詰めたアカツキジャパン。NBAで12年のキャリアを誇り、国際大会の経験も豊富な31歳のベテランもその実力を高く評価していた。 文●秋山裕之(フリーライター)
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