「パワハラ疑惑」渦中の村長が信条に反すると辞表を提出 「部下の信頼が無ければ組織を率いていけない」【長野・宮田村】
「パワハラ疑惑」の渦中にあった宮田村の小田切康彦村長が村議会議長に辞表を提出しました。このタイミングでの辞職、本人が語った理由とはー。 12日午後、開かれた宮田村議会の最終日。開会前には笑顔も見せていた小田切村長ですが…。 ■宮田村 小田切康彦村長 「パワハラ、選挙のPR、これらの調査が終わったら十分考えて進退を表明しても良いのではという話もあったが、私の信条からは外れるので12日に(辞職を)表明した」 現在3期目の小田切村長は、村の職員に対して書類を投げつけたり、「民間企業と比べると公務員は駄目だ」と発言するなどのパワハラ行為が、疑惑として浮上。 また、2022年の参議院選挙での公職選挙法違反の指摘もあり、役場内で調査が行われていました。 議会後の記者会見で、辞職の理由についてはー。 ■宮田村 小田切康彦村長 「部下の信頼が無ければ組織を率いていけないという政治信条に反することなので」 また、職を辞しても調査に協力するかを問われー。 ■宮田村 小田切康彦村長 「一般人になるので私が調査にタッチはできない。協力してということがあればもちろん協力する」