県内の小中高校でのいじめ認知は1万件超で前年上回る わずかな事象も積極的に認知で件数に反映【長野】
昨年度、県内の小中高校などで認知されたいじめの件数はおよそ1万件で、前の年度を上回ったことが分かりました。 昨年度のいじめの件数はスクールカウンセラーや学校長などが参加した「長野県いじめ問題対策連絡協議会」で報告されました。 県教育委員会によると、県内の小中高校などで認知されたのは1万67件で、前年より464件増えました。 増加の背景としては、新型コロナが落着き、児童生徒の接触機会が増えたことや、重篤化を防ぐため、わずかな事象も積極的に認知したことなどが挙げられました。 一方、中学校ではやや減少していて、予防的な支援・指導を行ったことが考えられるということです。