籠池夫妻が保釈会見(全文1)これから、いろいろ活躍させていただくつもり
小学校建設はまだ諦めていない
そうか。皆さん方にお伝えをいたします前に、これは瑞穂の國記念小學院に入学をされようとしていただいた方に対して、こちらのほうからおわびを申し上げておかないかんなというふうに思っております。もう1年も前のことですけども、ばたばたしていた中で、私のほうから正式に入学希望者の方にはおわびを申し上げておりませんでした。もう1つ、瑞穂の國記念小學院に対しての寄付をいただいた方にも、学校が開校できなかったということについてのおわびも申し上げておりませんでしたので、この席をお借りしておわびを申し上げたいというふうに思っております。 また、勾留を10か月、ちょうど300日になりますけども、しておりました間、いろいろな方々から書籍、そして衣服、そして飲み物、食べ物につきまして差し入れをいただきました。もう全国津々浦々の方からいただいたこと、これを本当にお礼申し上げます。また今日は拘置所から出ましたときに、手紙をいただきましたけども、手紙をいただいておった方々についても、今日初めて拝見いたしましたので、その百数十通を超える手紙をいただいた方々にもまた、この場をお借りしましても御礼を申し上げたいというふうに思っております。 私はこれから、いろいろ活躍をさせていただくつもりでおりますけども、小学校の建設についてはいまだ諦めてはおりません。それは認可を取り下げましたときにもお話ししたつもりでありますが、決して諦めてはおりません。しかも私の心としては吉田松陰先生の志を持って、これからも心を心として進ませていただこうというふうに思っております。 さらにこれはこの会見の場でお話ししてもいいことだと思いますが、天皇陛下、今上陛下は憲法第9条を改正しようとは思っていらっしゃらないというふうに認識いたしております。私は天皇国日本の下に教育をさせていただいておりますから、天皇、今上天皇陛下がしっかりと憲法第9条については反対とまでおっしゃっていませんけども、積極的に賛成だということはおっしゃっていませんので、今上陛下が危惧されていることにつきましてはされないほうがよろしかろうと、これはいうふうに思っております。