片岡愛之助さん、藤原紀香さん結婚記者会見(全文1)結婚式は年内に
片岡愛之助さん、藤原紀香さんからのあいさつ
司会:社長の迫本より皆さまにごあいさつ申し上げました。それでは続きまして、片岡愛之助からごあいさつです。 片岡:片岡愛之助です。皆さま、本日はお忙しい中、このようにたくさん集まってくださいまして、誠にありがとうございます。本当に私事ではございますが、私、片岡愛之助と藤原紀香は昨日、3月30日午前に婚姻届けを提出いたし、受理され結婚いたしました。そして本日はこの立会人というお役目をお願いいたしまして、快諾してくださいました松竹株式会社迫本代表取締役社長にも隣席賜りましたこと、非常にありがたく思っております。そして、やはり普段応援してくださってる皆さま、そしてお仕事でお世話になっている皆さまに、まずは私たちの口から結婚のことをご報告させていただこうと思いまして、本日、このような場を設けさせていただきました。どうぞ、よろしくお願いいたします。 司会:本日はお願いいたします。それでは続きまして、藤原紀香からごあいさつです。 藤原:皆さま、こんにちは。藤原紀香です。本当に今日ここにお集まりくださいました皆さまに感謝しております。私たちの言葉でぜひ、今までお世話になった方々、そしてファンの皆さんにきちんと伝えたいと願っておりましたので、今日、ここにこの場を設けてくださった全ての皆さま方に感謝いたします。そして同席してくださった迫本社長に感謝いたします。今日は純粋に素直な気持ちを皆さまに届けたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
出会いから結婚までの道のり
司会:あらためましてこの度は、本当におめでとうございます。それでは、私のほうからいくつか代表質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 では、まずお2人に伺ってまいりたいと思います。婚姻届けを昨日、3月30日に提出をされたということなんですが、3月30日にされた理由というのはなぜでしょうか。 片岡:いろいろと、ここへ至るまでの順序や段取りとかございまして、さしてこの3月30日という日に意味はございません。ただ、大安吉日ということで、この日にさせていただきました。 司会:ありがとうございます。そして何より気になるところは、お2人はどうやって出会われたんですか。 片岡:思い起こせば5年前ですか。私、彼女が主演しておりましたミュージカルの『マルグリット』というのを拝見させていただきまして、これはいとこに当たります高田の兄さんが、見にいかないかと誘ってくださって、私行かせていただいたのが一番最初、お目にかかった一番初めでございますね。 そして、彼女が赤十字の運動をいたしておりまして、そのボランティア活動でご一緒、少し参加させていただきましたことがきかっけで。ですから5年前ですかね。5年前に出会いまして、そして再開しましたのが、その2年後、3年後ぐらいですかね。私、舞のほうの楳茂都流の家元を務めさせていただいておりまして、その楳茂都流の舞と、私の舞とチェリスト、チェロの方のコラボというのがございまして、そこの公演で、紀香がそれこそ見に来てくれまして、そのときに久しぶりに対面をいたしました。 それからお食事に行くようになったり、いろんなお芝居の話をするようになったり、本当に友達として楽しくわいわいと付き合わせていただく中、それこそ社長が先ほどおっしゃってくださったように、システィーナ歌舞伎にもお友達と見に来てくださって、一緒にみんなでご飯を食べて、わいわいという、本当にいい役者仲間っていうんですか。そういう思いで最初こう、ずっと、お友達としてお付き合いさせていただきましたね。 でもその中ですごく不思議だなと思ったのは、なんだかこう、彼女もやはり関西のほう出身の方なんで、本当になんだろう。家族みたいな感じというか、すごくリラックスできてお付き合いできる、いい意味で気を使わないでお付き合いができる方だなと思って、ずっとお付き合いさせていただいてたんですね。 その中でやはり、男女の仲って付き合うと別れがやってくるじゃないですか。でも正直僕も、なんて言えばいいんですかね。結婚をするという意識は自分ではまったく今までなかったんですね。結婚する気というのもなかったので、例えば彼女とお付き合いしても、別れることになるな。で、別れて会えなくなるんだったら僕は、お友達のほうがいいかなと思ってそういう、すてきだなとは思いましたけど、やはりなかなか舞台と映像を両方できる女優さんというのは本当に数少ない中の1人でございますから、やはり役者仲間としてお付き合いさせていただこうと思って、普通にお付き合いさせていただきましたら、それこそ、いろんな報道がございまして、しばらく、まだ付き合ってないにもかかわらず、付き合ってるみたいなことを私たち言われまして、驚きましてですね、お付き合いしてないのにと思って。そうすると、双方の事務所にお付き合いしてないんだったら会うのをやめてくれと言われまして、それはそのほうがいいよねということで、しばらく会わなくなったんですね。 それで会わなくなった中で、ふっと考えたらすごく心にぽかっと穴が空いたような感じがして、ああ、なんだかいろんなことが話し合える、人間としても本当にすごく僕は彼女のことを必要としてたのかなと思いまして、そこで夏辺りですか。よし、と思って、心を決めてお付き合いを申し込みました。 司会:でもそのときはもうすでに結婚ということも、意識をされてのことだったんでしょうか。 片岡:今思いますとどうでしょうね。結婚と、まだそこまで固まってなかったんですけど、でもある意味そういう思いもありましたね。 司会:本当に自然な中での出来事、そしてご結婚だったということなんですね。 片岡:そうですね、はい。 司会:と、愛之助さんおっしゃってますけれども、紀香さんはいかがですか。何か、きっかけだったり、あの人と結婚するんだろうなっていう予感はどこかであったんですか。 藤原:はい。そうですね。正面向いて、はい。すいません。分かりました。お友達、俳優仲間として彼と接していく中で、やっぱりとても周りへの気遣いだったり、優しさだったり、そしてそういう穏やかな内面を持ち合わせていながら、とても男性として頼れる、ものすごくこう、強さと頼りがいのあるところがありまして、そしてもちろん日々、彼の仕事に対する姿勢だったり、プロフェッショナルな姿勢だったり、とても刺激を受けていました。そういったお付き合いをさせていただいてる、最初は友達だったんですけれども、やはりそういった意味で友情からその尊敬の思いが愛情に変わりまして、いつの間にか彼に惹かれていました。 でも、やっぱり、同じ世界の人同士はなかなかうまくいかないのかなとか、そういったちょっと心の思いとかもあったりして、その思いを抑えてたというか、すごく、引かれてるなと思っていましたけど、それをいや、駄目駄目、お友達、お友達っていうふうに自分の中ですごく言い聞かせていた部分もありました、正直。 だけれども、会えなくなった、ああもう、会わないでねって事務所から言われたときに、ああ、本当に会われへんのや、あ、会えないんだと思いまして、私自身も同じように、すごく心に穴が空いたような感じになっていて、そのときにちょっと話があるんですっていうふうに言われて、ああ、同じ気持ちやったんやと思ってすごくうれしかったです。はい。 司会:ある意味事務所の方がきっかけをつくったっていうようなところもあったんですかね。 片岡:事務所の方というよりももう、マスコミさんに感謝でございます。ありがとうございます。