片岡愛之助さん、藤原紀香さん結婚記者会見(全文1)結婚式は年内に
歌舞伎俳優の片岡愛之助さん(44)と女優の藤原紀香さん(44)が31日、東京都内のホテルで結婚発表の記者会見を開いた。30日に婚姻届けを出したという2人は「私たちの言葉でみなさんに素直な気持ちを届けたい。この場をもうけていただき、ありがとうございます」と喜びを語った。立会人は松竹の迫本淳一社長(63)。
立会人の松竹社長・迫元淳一氏のあいさつ
司会:それではここから会見を始めさせていただきます。では、3人の登場です。皆さまどうぞ、拍手でお迎えください。 このたびはおめでとうございます。それではまずは松竹株式会社代表取締役社長、迫本淳一からごあいさつです。 迫本:ただ今ご紹介いただきました、松竹の迫本でございます。座ってごあいさつさせていただきます。失礼します。本日は皆さま、大変お忙しい中、ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。立会人というとなんかちょっと大げさな感じですけれども、先日正式に入籍が決まったときに、お2人がごあいさつにみえまして、まだ披露宴等々未定ではあるけれども、もしそういうのがある場合には媒酌人をということと、それから本日記者会見をやるので立ち合ってほしいというお話を受けまして、歌舞伎を一緒につくってる仲間として、今日、同席させていただけたらという形になりました。 私が知ってる限りの経緯を申し上げますと、最初、藤原さんをお見かけしたのは、去年の3月20日の徳島の大塚製薬さんの国際美術館でやっております、システィーナ礼拝堂でやっております、システィーナ歌舞伎というのをここ数年やっておりますけれども、そこに藤原さんがお客さまとして観劇に来られてたというときに拝見しました、藤原さんのことを。そのときはもう、愛之助くんのほうから藤原さん、みえてるんで、社長も良かったら一緒に飲みませんかとかっていうような雰囲気の状況でございました。 それからしばらくしていろいろ報道等があり、私もお2人、付き合い出したのかななんて思っていたんですけれども、節目節目に愛之助くんから携帯に電話があり、真面目に付き合っておりますのでという報告がありまして、そんなことを通常しないですから、愛之助くんに限らずほかの俳優さんにしても、本当に真面目に真摯に2人で付き合ってるのかなというふうに思ってたんですけども。そうしまして、昨年の11月ぐらいだったと思うんですけれども、お2人で会社のほうにみえまして、正式にご紹介、藤原さんを愛之助くんからいただきまして、結婚の方向で考えておりますと。で、その前の日って言ったかな。秀太郎さんにご了解を得ましたと。で、秀太郎さん、お父上でいらっしゃる秀太郎さんと話して、披露宴をやる場合には迫本に媒酌をということでまいりました、というのが昨年でございます。 それで、またしばらくして今年になりまして、大阪の松竹座で『ワンピース』を3月20日だったと思うんですけれども、監事室で見ておりましたら、そこへ愛之助くんも『ワンピース』を見てるということで、ぷらっと来られて、いよいよ3月30日に入籍しますと。31日に記者会見やりたいと思いますので、また2人で正式にあいさつに行きますというようなお話がありまして、それで1週間ぐらい前だと思う、もうすぐ、それからすぐにお2人で見えて、秀太郎さんの了解の下、正式に入籍という形になるので、先ほど申しましたように、披露宴がある場合には仲人を、そして記者会見の取材にできれば立ち合ってもらいたいという話を聞きました。私も本当にうれしく拝聴し、で、松竹エンタテイメントに所属してるということもありましたので、今日、こういう形で同席させていただく形になりました。 歌舞伎、本当に歌舞伎のお客さまに喜んでいただけるようにというのは、われわれ歌舞伎をつくる者にとっての一番の願いでございまして、松竹と歌舞伎の俳優さんとは、愛之助さんは松竹エンタテイメントに所属してますが、基本的にはもう契約関係なんで、雇用関係にはないわけなんですけれども、ともかくみんなが一体となって歌舞伎、いい歌舞伎をつくってお客さまに喜んでいただこうという意味では1つの仲間でございます。その中でいろいろけんかしたり、喜びを分かち合ったりしていく中でございます。 そういう中で、奥さまというのも非常に重要な役割でもありますんで、われわれ藤原さんにもいい仲間になっていただいて、より一層、愛之助さんの芸の充実と藤原さんの飛躍につながればというふうに思ってる次第でございます。なにぶん、2人だけでできることも限られますので、ぜひ皆さまの温かいご後援をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、私のあいさつにさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。