ペレス、1周目にヒットされてリタイア「僕の2024年を象徴するよう。フラストレーションが溜まる難しい一年だった」
2024年F1アブダビGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは1周目にアクシデントによりリタイアした。 【写真】2024年F1第24戦アブダビGP コース脇にマシンを停めたセルジオ・ペレス(レッドブル) バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)はターン6入口でペレスをオーバーテイクしようとしてイン側に入った後、内側の縁石を乗り越え、ペレス車の左リヤホイールにヒットした。ペレスはスピンして最後尾に落ちた後、いったんコースに復帰したが、マシンのダメージが大きく、コース脇にマシンをとめてリタイアせざるを得なかった。 この一件に関し、スチュワードは、ボッタスに全面的に非があり、彼が接触の原因を作ったと判断し、10秒のタイムペナルティを科した。 ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=リタイア(0周/58周) 10番グリッド/タイヤ:ミディアム 今年(2024年)は素晴らしい年ではなかった。今日はもっと良い結果を望んでいたが、最終的に、今シーズンを象徴するような結果になった。 バルテリとの間に接触が起きたのは、とても不運だった。ターン6に進入しようとしていたら、後ろからヒットされたんだ。彼がブレーキングを遅らせすぎたのだと思う。ただ、その前にすでにマシンにダメージがあるように感じていた。シフトアップするとギヤボックスが空転していたので、その前にエンジンの問題が起きた可能性がある。 結局ドライブを失い、レースを続行することはできなかった。ある意味で、シーズンが終わったことにほっとしている。とてもフラストレーションが溜まる、難しい一年だった。 すべてが終わり、前を向けることをうれしく思う。今後数日で何が起こるかを見ていこう。現時点では何が起こるのか分からない。僕は契約を持っているが、チームとの間で話し合いをしている。前に進むため、全員にとって何が最善かを話し合う必要があるからだ。 [オートスポーツweb 2024年12月09日]