低糖質食品市場にコロナ太り解消ニーズが追い風 メーカー各社は新商品を拡充
新型コロナウイルス感染症の影響が、低糖質関連商品のニーズ拡大に寄与している。もともと糖尿病をはじめとする生活習慣病が社会問題化する中で、健康増進を目的にカテゴリー拡大が続いてきた市場であるが、新型コロナを契機に外出自粛、テレワークが進んだことで運動不足によるいわゆる“コロナ太り”が顕在化し、ダイエットのための喫食が注目されるようになってきている。これに伴い、食品メーカー各社は軒並み新商品のラインアップを拡充、巣ごもりの新規客獲得に向け攻勢をかけている。一方、コロナ禍で景気回復が遅れている外食業界でもデリバリー需要に合わせ、冷凍の低糖質商品を展開する動きもある。
本文:4,886文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
日本食糧新聞社