【プラントベースフード市場2021】サステナビリティーや健康志向を追い風に世界的な上昇トレンド続く
2020年は植物性原料を使ったプラントベースフード(PBF)や代替食が大きく存在感を強めた一年だった。世界的なトレンドを背景に国内でも食肉加工や飲料大手など食品メーカーが相次ぎ市場参入したほか、外食大手やコンビニエンスストアも商品化するなど一気に認知度を拡大。新型コロナの影響で品切れした精肉の代わりに、植物肉を購入する新たな消費機会も生まれたようだ。今後も健康意識などの高まりを追い風に、5年後の国内市場は1000億円規模に達するとみる関係者もある。国も将来的な食糧危機の視点から代替タンパク質の確保へ本腰を入れ始めるなど、2021年もPBFを取り巻く環境は上昇トレンドにある。
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日本食糧新聞社