ゲームもいいけど料理も楽しい!「小学生からのレシピ本」でラーメン作りに挑戦したら…親子で大満足
自分がつくったものを誰かに食べてもらうってすごいこと
今回、この本を担当した編集者の中川ちひろさんにお話しを伺う機会がありました。中川さんご自身にも(食いしん坊の!)お子さんがいて、4歳の頃から一緒にキッチンに立つようになったといいます。 「“自分の子どもに見せたいと思える料理本”がつくりたい!というところからこの本はスタートしたんです。その頃、取材で出会った野村さんが料理台で作業する後ろ姿を見たとき、なんだかやわらかなオーラがあって、“この人と子ども向けの料理の本をつくったら、すごく素敵なメッセージを届けられそうな気がする!”と直感しました」(以下「」内、中川さん) 大切にしたのは、野村さんの「料理って一生つきまとうものだし、自分がつくったものを誰かに食べてもらうってすごいこと」という考え。 「自分が日々食べているものに興味を持ってもらうきっかけになるようなメッセージも加え、イラストをちりばめ、楽しく、わくわくする一冊を目指しました。 それと、自分がつくったものがおいしかったらすごく自信になるし料理ってたのしいと思えますよね。だから、レストランのような味だけど、失敗が少なく、シンプルな工程でつくれるように、野村さんが何度も何度もレシピを考えてくださいました」 シンプルな材料と工程で、とびきりの仕上がり。それには本当に納得です。ラーメン作りのあと、息子がしょうが焼きにも挑戦したのですが、これまたおいしくて! 「ダマにならないホワイトソースや、中に入れる野菜を変えたらいろんな楽しみが生まれる黒酢豚、 辛くない“エビチリなし”など、野村さんのミラクルレシピ、工夫がたくさんです!」 次はオムライスがいいか、牛丼がいいか……。 子どもの料理、大人にもいいことだらけです!
『とびきりおいしい おうちごはん 小学生からのたのしい料理』
著/野村友里 (小学館クリエイティブ) 1,760円(税込)
kufura編集部