ゲームもいいけど料理も楽しい!「小学生からのレシピ本」でラーメン作りに挑戦したら…親子で大満足
その日は習い事もなし、普段は開放されている小学校の校庭も閉まっている日曜日。しかもワンオペ……。これはゲーム三昧で終わっちゃうかなと思いつつ、前から息子(小4)にチラ見せしていた子ども向けのレシピ本で料理を作ってみるのもいいかも!と思い、 息子に「ねえ、お昼、ここから何か作ってよ」と誘ってみたら、これが大成功! 親子ともども楽しい週末のランチタイムとなったのです。 【画像11枚】小学生男子(4年生&2年生)で「蒸し鶏ラーメン」作りに挑戦する様子を写真で。できあがったのは見本よりかなり野性味にあふれた一杯に!?
見て楽しい、作って楽しい!約40のレシピは工程がすべてイラスト
昨年発売された『とびきりおいしい おうちごはん 小学生からのたのしい料理』は、原宿に「restaurant eatrip」を開き、世界一予約の取れないレストラン「シェ・パニース」で修業した経験もある料理家・野村友里さんによる子どもむけのレシピ集。 編集長の机に置いてあった本を見たとき、オムライスのイラストが描かれた黄色の表紙に「かわいい!」と声が漏れました。さらにページを開いて驚き! なんとこのレシピ集、工程がすべてイラスト(とっても温かみがあり、かつ分かりやすい)なのです。 掲載されてるレシピは約40。「卵」「肉」「野菜」「魚」「米・麺」にカテゴリー分けされており、ゆで卵、目玉焼きから、生姜焼きやハンバーグ、おさしみ丼、鶏のから揚げ、シェファーズパイ(イギリスの家庭料理)……と、野村さんの“とびきりおいしいごはん”が掲載されています。 こちらの本、こんなメッセージで始まります。 <人はみんな、「食べたもの」でできています。 そしてあなたは、 「料理を作れる手」を持っています。> 単なるレシピ集ではなく、料理を作るということ、命をいただくということ、そんな「食」に対してのメッセージも伝わり、ぜひ子どもにも読んでほしいなと思いました。 さあ、週末の我が家で料理開始です! 息子は親の思いとは裏腹に(笑)、文字をじっくり読む前に高速でレシピをめくり“食べたいもの探し”を始めました。
小学生男子2人でラーメン作りに挑む!
ラーメン好きの息子は「はい、ラーメンで決定!」とのこと。迷うことなく(本にある)「蒸し鶏ラーメン」に決まりました。 いいでしょう。ラーメン。きっといつも食べ歩いているラーメン屋さんのものとは少し違うお味と思うけど、それもまたよし! 鶏むね肉と中華麺を買ってくれば、家にある材料で作れるのもいい! そうこう準備していると、我が家と同じく、親子で“今日、何しよっかー状態”のママ友親子から「今日遊べます?」という連絡が。「お前も一緒にラーメン作ろうぜ!」(息子)ということになり、小学生男子(4年生&2年生)2名によるラーメン作りが始まりました。 小4の我が子は最近、りんごを剥いたり、もやし炒めをいろんな味付けで試してみたりはしているのですが、レシピを見て作るのは初めて。また、お友達はあまり包丁を持ったことがないとのこと。 ・基本は子どもだけで進行する ・困ったら親に聞く ・親は様子を見て危険だけ回避できるようにする という体制です。