「彼らの目的はカネ儲け」「主張はSFの世界」…!レプリコンワクチン「製造メーカー役員」が明かした「反ワク団体」に猛激怒のワケ
世界で唯一、日本だけが承認――。そのことに疑問を持った「反ワク」の人々が、怒りの声をあげている。一方、メーカー側もトンデモな噂に怒り心頭。次世代型ワクチンが巻き起こした騒動を追った。 【一覧】えっ、あれも…飲んでも効かない「サプリ」はこちら 前編記事『このワクチンは日本に落とされる3発目の原発だ…!デモに3万人が集結「レプリコンワクチン」に反対する人々の「驚愕の主張」』より続く。
「レプリコンは生物兵器!」
会場には、ジャーナリストの堤未果氏や元TBS記者の山口敬之氏のほか、立憲民主党の川田龍平氏や原口一博氏といった政治家の姿もあった。 川田氏は取材に、 「治験が行われたベトナムでは18人が死亡しています。mRNAワクチンの有効性が疑われるなかで急いで承認する必要はない」 と語り、原口氏もこう語気を強めた。 「レプリコンワクチンは止めなくてはいけない。カネ儲けのために人類を殺したり、健康を壊したりする人間を絶対に許すことはできません」 世界で唯一、日本だけでレプリコンが承認された背景には、政府と製薬会社の陰謀がある―デモ参加者にはそのように考える人も多い。なかには、「接種者の呼気から感染性の毒素が拡散される(シェディング)」という理由で反対を表明する人もいた。 デモ隊は会場から豊洲とお台場に向けてパレードも行った。彼らは「レプリコンは生物兵器!」「日本人だけの人体実験はやめろ!」などとシュプレヒコールをあげながら、街を練り歩いた。
「バイト代」目当てに参加した若者たち
だが、デモをめぐってはおかしな動きも……途中から、明らかに周囲とは雰囲気の違う若者たちが集まり始めたのだ。 ストリート系のファッションに身を包み、金髪やタトゥーを入れた若者グループがデモに交じっている。するとそのうちの一人が、「1万円!1万円!」と騒ぎ始めた。 どういうことか。聞き込みをすると、座り込んでいた3人組の若者がこう明かした。 「デモに来たらおカネもらえると聞いたんす。SNSで呼びかけがあって。僕らは5000円もらえるって聞いてる」 どうやら、レプリコンに反対する歌舞伎町のホストクラブオーナーの関係者が、若者に「小遣いを出す」と参加を呼び掛けていたようだ。主催者には無断だったらしく、後日、このホストクラブオーナーは主催者に謝罪文を送ったという(※オーナーに取材を申し込んだが返答はなかった)。 理解できる理由の人もいれば、陰謀論者もおり、さらにはカネ目当ての若者たちまで集結した反ワクデモ……。だが、レプリコンをめぐる騒動はこれだけにとどまらない。 日本看護倫理学会をはじめ、複数の医療機関までもが、レプリコン反対を表明。なかには、「接種者の診察拒否」というお達しを出す医院や、入店を拒否するヨガスタジオまで現れた。本誌はそのいくつかに取材を申し込んだが、いずれも応じず。「メディアは信用できない」という思いがあるようだった。