「ウソでしょ?驚異的…」「マジで初心者なの?」エギングビギナーが引き当てたとんでもない結果にエキスパートも愕然!
風を正面または背から受ける立ち位置をとる!
エギングをするなら無風がベスト。風が吹く日の釣り場は、風裏エリアに入るのが大前提だ。だが実釣時は終日南寄りの強風が吹き、風裏エリアでも巻く風が釣りを邪魔する。片原さんも釣りにくそうだ。 JOE「立ち位置を変えよう。堤防の先端側に行こう」 そこは港内に向かって風を背で受ける立ち位置だ。 EMMA「エギがめっちゃ飛ぶ(笑)」 JOE「追い風やからね。重要なのは風が吹くときは、風を正面か背中で受ける立ち位置のほうが良い。ラインを真っ直ぐにコントロールしやすい。横風を受けるとラインが引っ張られて、フォール中のエギの姿勢が安定しない」 EMMA「イカが抱かないということですね?」 JOE「そう。あと風の吹く日は着水後、サオ先をなるべく水面に近づけて糸フケを巻き、ラインを真っ直ぐにすることも大事」 風が吹く日のエギングは、風を正面または背中側で受ける立ち位置がベター。風が強いほど横風の影響を受ける立ち位置は、ラインが風で引っ張られて釣りにくくなる
エギング入門実践編「糸の動きが変わりました」(EMMA)。ラインの変化でアタリがとれれば一人前!
EMMA「糸の動きが変わりました」 これでバシッとアワせて獲ったのが、ボトムに潜むモンゴウイカだ。強風下でも正しい立ち位置でラインを真っ直ぐに保ち、底付近をしっかり探っている証拠だ。 JOE「ドンッというアタリやったやろ! モンゴウは触腕でバッ! とエギを引き寄せるからね」 その捕食行動がラインの動きに出たということだ。 JOE「それにしてもラインの動きでアタリがとれればもう一人前やわ(笑)」 EMMA「違うアタリの出方もあるんですか?」 JOE「エギをひったくるように持っていくアタリもあれば、触腕でパンッと触るだけのアタリもある。アタリがわからず、次のシャクリでのってた! ということもある。入門者の方に限らず、自分でもたまにあるからね(笑)」 アオリイカのアタリは繊細。入門者の方はアタリかな? と思ったらまずはアワせてみよう。空アワセでもそれがアピールになり、フォールで抱くこともある。 ラインがピンッと張ったり、緩んだり、フォール中に水中に引き込まれるラインが止まるなど、ラインに出るアタリは様々。ラインの動きに変化があればアワせてみよう。 ラインの変化でアタリをとってかけるのもエギングの魅力。エギングほぼ初挑戦の片原さんもその楽しさを体感。