ハイブランドのバッグを持ち、高級車に乗ることが「センスが良い」わけではない。人気ジュエリーデザイナー流「自分なりのキレイ」を表現するための考え方
◆美学の役割とは 自分は何を美しいと思うのか、それをどのように表現するのか決めるのが「美学」の役割です。 美学がないと、ギャルの歌姫が流行れば金髪にし、ナチュラルな女優が流行れば黒髪にします。 そこに自分の意思はなく、「みんながこれがいいって言ってるから」という理由で自分以外の誰かが思うキレイを表現しようとしてしまいます。 これでは自分なりのキレイは表現できませんし、自分に軸がないので、いつまで経っても自信を持てなくて当然とも言えます。
◆ふたつをバランスよく持つ 「自分なりの」というからには、「自分はどう在りたいか」を持たない限り、どれだけセンスを磨いても意味がないのです。 逆に「自分はこう在りたい」という想いを持っていても、センスがなくてそれをどのように表現していいかわからなければ、うまくいきません。 「こう在りたい」という自分の「美学」と、それを表現するために必要な「センス」。 どちらか一方ではなく、このふたつをバランスよく持つことで自分なりのキレイは初めて表現されます。 ※本稿は、『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
MIZUKI
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