オリンピック選手から2点 フェンシング金メダリスト山田優選手と対戦 子どもたち100人が闘志むき出し 三重・鳥羽市
オリンピックフェンシングエペ団体日本代表として、東京とパリの2大会連続でメダルを獲得した山田優選手の名を冠したフェンシング大会が、21日と22日に出身地の三重県鳥羽市で開かれました。 フェンシング競技の普及と選手の育成を目的に開かれたもので、3回目となる今回は県内外から7歳から17歳までの約100人が参加しました。 初日の21日は山田選手とともにメダルを獲得した加納虹輝選手も参加し、抽選で選ばれた4人の子どもたちとの交流試合が行われました。 挑戦権を得た子どもたちは、金メダリストたちの隙をつこうと果敢な攻めを見せ、ポイントを奪う選手の姿も見られました。 対戦した子どもたちは「強かったけど練習の成果を出して2点も取れて良かった。オリンピックに出たい」と話していました。 山田選手は「子どもたちには、強くなってほしいとか勝たなければならないというよりは楽しんでやってもらいたい。楽しんだ先に強さや学びがある。今は全力でフェンシングの楽しいところを探してほしい」と目を細めていました。 大会は22日も開かれ、山田選手の指導を受けられる個別レッスンなども行われました。