「開幕一軍目指す」 中日4位の三重・尾鷲市出身の石伊雄太選手 母校の近大高専で決意新た
三重県尾鷲市出身の石伊雄太選手=近畿大学工業高等専門学校(三重テレビ放送)
三重県尾鷲市出身で、今年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズに4位指名を受けた石伊雄太選手が19日、名張市にある母校の近畿大学工業高等専門学校を訪れ、プロ入りを報告しました。 野球部の後輩ら約50人が出迎える中、笑顔で訪れた石伊選手に齊藤公博校長が「文武両道の選手として頑張って」と激励しました。 野球部の岡部空弥キャプテンらからは、花束と後輩からのメッセージが書かれた色紙が贈られました。 後輩らを前に石伊選手は「高専時代は苦しいこともたくさんあったが、プロの世界を目指してくじけずに頑張れた。みんなも高専初の甲子園出場を目指して頑張ってほしい」とエールを送りました。 石伊選手は近畿大学卒業後に日本生命に入社、1年目から正捕手として活躍し、10月のドラフト会議で中日ドラゴンズに4位指名を受けました。 近大高専としては2人目のプロ野球選手となります。 来年1月8日にドラゴンズの寮に入り、2月にはキャンプ入りして一軍入りを目指します。 石伊選手は「正捕手、開幕一軍というところを目指してやっていきたい」と決意を新たにしていました。