南雄太の引退試合は10-10の大ゴールショー! ハット達成の主役はカズのPKストップで勝利に導く
後半にフィールドプレーヤーとしてピッチに立つ
南雄太氏の引退試合が12月21日に開催。南氏が在籍したクラブで共にプレーした選手で構成された「YUTA FRIENDS」と、U-20ワールドユース/U-23シドニー五輪世代を中心とした日本代表に関わるメンバーが集まった「BLUE LEGENDS」が対戦した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 南氏は、前半は「BLUE LEGENDS」でプレー。8分には李忠成のシュートを止めてみせれば、14分には前に出ていたところを石川俊輝のロングシュートで失点。自分たちのCKの場面では相手ゴール前まで上がり、中村俊輔のCKからボレーで狙う。 後半は「YUTA FRIENDS」にチェンジし、フィールドプレーヤーとしてピッチに立つ。鮮やかなダイレクトシュートでネットを揺らして会場を沸かせば、途中からGKに戻り、最後は“伝説のオウンゴール”を再現してみせる。 試合は10-10で引き分け。勝負の行方はPK戦に持ち込まれ、南氏は「BLUE LEGENDS」の5人目の三浦知良のPKを完璧にストップ。4-2で「YUTA FRIENDS」が勝利した。 多くのレジェンドが駆けつけた引退試合。南氏は終わってみればGKながらハットトリックを達成。見せ場たっぷりの内容で、ファン・サポーターも南氏の“ラストダンス”に歓声を送った。 取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
【関連記事】
- シュートストップは「いまだに彼が一番凄い」。レジェンド南雄太が期待している日本人GKは?「代表に戻ってレギュラーになってほしい」
- 「ユウタを超えるとしたら、世界一しかない」川口能活が南雄太の偉大な功績を称える「負けるわけにはいかないという気持ちでやっていた」
- 「初めてOGをして良かったと思いました」南雄太が引退試合で20年前の痛恨ミスを再現!「やらないのはエンターテインメントとして“寒い”」
- 『引退試合』。本田圭佑は「人生の一部が終わる気がして好きな響きではない」。だが槙野智章のメモリアルマッチは...「始まりの幕開けでした」
- 「引退試合を機に恩返しを」稀代のファンタジスタ松井大輔が見据える指導者としてのキャリア「Fリーグとも絡みながら色々やりたい」