安倍首相 伊勢神宮参拝後の年頭会見(全文1)改憲は期限ありきではない
三重県伊勢市の伊勢神宮を訪れている安倍晋三首相は6日午後、伊勢市内で年頭記者会見を行った。 【動画】安倍首相「大きな改革を進める」 伊勢神宮参拝後の年頭会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「安倍首相「大きな改革を進める」 伊勢神宮参拝後の年頭会見(2020年1月6日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
美しい富士山の姿を見れた
司会:それでは、ただ今より令和2年、安倍内閣総理大臣によります、年頭に当たりましての記者会見を行います。初めに総理からご発言がございます。記者の皆さんからのご質問はそのあとお受けいたします。それでは安倍総理、ご発言のほどよろしくお願いいたします。 安倍:皆さま、あけましておめでとうございます。元日の朝は広い範囲で晴れとなり、私も美しい富士山の姿を見ることができました。令和の時代になって初めての新年を迎え、先ほど伊勢神宮を参拝いたしました。そして新しい令和の時代が、わが国にとって平和で豊かな素晴らしいものとなるよう、お祈りいたしました。 本年はいよいよ半世紀ぶりにオリンピック・パラリンピックが日本にやってきます。国民一丸となった招致活動が実を結び、7年前、その開催が決定しました。その直後、私は決戦の地、ブエノスアイレスで「みんなが力を合わせれば夢は叶う」、そう申し上げたことを今でも覚えております。少子高齢化、激動する国際情勢、令和の時代を迎えた私たちの前には大変困難な課題が立ちはだかっています。しかし「みんなが力を合わせれば夢は叶う」。国民の皆さまと共に真正面から立ち向かうことで必ずやこうした課題も乗り越え、新しい時代を切り開くことができる、そう確信しています。オリンピック・パラリンピックが再びわが国で開催される、この歴史的な年を国民の皆さんと共に、日本の新時代を切り開く1年とする、その決意を令和2年の年頭に当たり、新たにしております。