鈴木健吾ら日本記録保持者や実業団V旭化成、黒田朝日ら青学大勢参戦 中高トップ選手も/都道府県男子駅伝
天皇杯第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島)のエントリー選手が1月8日、大会主催者から発表された。 男子駅伝 47チームの全エントリー選手をチェック! 1996年に第1回大会が始まり、今回は節目の30回(うち、2021年と22年はコロナ禍で中止)。各世代を代表する選手が出場しそうだ。 日本記録保持者が2名登録されており、10000mの塩尻和也(富士通)が群馬から、マラソンの鈴木健吾(富士通)が愛媛とそれぞれ出身地からエントリーされた。 年末年始の各駅伝を制したチームからの主力選手が名を連ねており、全日本実業団対抗駅伝覇者の旭化成からは、アンカーとして逆転Vの立役者・井川龍人が熊本から、パリ五輪10000mに出場した3区の葛西潤は大阪、6区の齋藤椋は秋田、1区区間賞の長嶋幸宝は兵庫からそれぞれエントリーしている。 このほか、宮城からは吉居大和(トヨタ自動車)の名前もある。 箱根駅伝を総合2連覇した青学大からは2区で快走した黒田朝日が岡山から、3区の鶴川正也が熊本から、5区の若林宏樹が和歌山から、9区の田中悠登は福井から登録されている。 高校生では中止を挟んで3大会連続で優勝している長野が強力。全国高校駅伝2連覇を遂げた佐久長聖勢の濵口大和(3年)、佐々木哲(3年)や篠和真(3年)のVメンバーが名を連ねた。 このほか、千葉には全国高校駅伝1区を日本人最高記録で走破した鈴木琉胤(八千代松陰高3)が登録されている。 中学生の中で、埼玉は全国中学校駅伝でチームを逆転優勝に導いた植松遼(鶴ヶ島藤中3)がエントリー。神奈川には、10月の国民スポーツ大会少年B3000mで中学新記録を打ち立てた稲垣翔馴(KERT3)が加わっている。 レースは平和記念公園前を発着とする7区間48.0kmで行われる。スタートは12時30分。
月陸編集部