864馬力のV12をマニュアルで乗る贅沢「パガーニ ユートピア」は99台限定、4億円オーバーでも即完売のわけ
ギアチェンジには集中力が必要
特に3速から4速にギアチェンジするときは、ミスをしないようにいつも下を向いてしまう。でも実際は、ギアを変えるたびに安全で速くなるんだ。正直なところ、この集中力、ドライバーである自分の感覚が研ぎ澄まされるという感覚こそが、私にとってドライビングを楽しいものにしているのだ。 気になることもあるか?そうだね!私個人の好みからすると、シートは快適でもスポーティでもない。「スポーツパッケージ」はこれを改善するためのもので、セミスリックタイヤ、エアロインサート付きホイール、特別にコーティングされたチタン製エグゾーストシステム、インテリアのカーボチタン製パーツ、新しいフルバケットシートで構成されている。この新しいパッケージの価格は、およそ275,000ユーロ(約4,730万円)である。ただし、パーツは個別に注文することもできる。 もうひとつの批判点は、トラクションコントロールのチューニングで、場合によってはかなりのパワーを奪ってしまう。もちろん安全が第一だが、もう少し繊細に介入してほしい。批判すべき点はそれだけだ。
ドライバーは完全にコントロールできる
走ってみてはっきりしたこと:「パガーニ ユートピア」は万人向けのクルマではない。ドライバーとしては、このクルマがミスを許してくれないことを理解し、体験に参加しなければならない。シフトアップが遅すぎればV12がリミッターにぶつかり、シフトダウンが早すぎればエンジンがオーバーレブする。ドライバーである私が絶対的なコントロール権を握っているのだ。
特に「レース」モードに切り替えたとき。スロットルレスポンスはさらにダイレクトになり、トラクションコントロールは極端な緊急時にのみ介入する。エラーの余地?事実上ゼロだ! 「ユートピア」は、トスカーナのワインディングロードでも違和感がない。ブレーキを踏み、シフトダウンし(自動中間スロットル付き)、カーブを曲がって敏感に加速し、轟音とともにシフトアップし、ブレーキを踏んでまた同じことを繰り返す。気をつけないと、自分自身を熱狂させることになる!
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