「大阪の台所」黒門市場にぎわう コロナ禍で客足減も関係者「少しずつ活気戻る」
「大阪の台所」黒門市場にぎわう コロナ禍で客足減も関係者「少しずつ活気戻る」
31日「大みそか」の近畿地方は、冬型の気圧配置の影響で曇り空が広がっていたが、時折晴れ間が見える天気となった。「大阪の台所」として知られる商店街、黒門市場(大阪市中央区)では、正月用の食材を求め多くの買い物客が訪れている。 【拡大写真】官公庁などが仕事納めの夜 黒門市場近くの道頓堀はマスク姿の人が多く訪れていた
距離約580メートルあるアーケードに鮮魚店など約150の店が並ぶ黒門市場。例年、年の瀬は前に進むのが難しいほど多くの人でにぎわいをみせていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で客足が大きく減った。しかし、今年はコロナ禍前ほどはいかないものの「客足と活気が戻ってきたな」と同市場内の鮮魚店店員は話していた。
同日朝には最低気温2.6度を観測(気象庁調べ)した大阪市内だが、同市場ではフグやカニ、野菜など新鮮な商品がたくさん並び、多くの買い物客は寒さを忘れ買い物を楽しんでいる様子だった。
気象庁によると、あす1月1日の近畿地方は、冬型の気圧配置の影響で北部を中心に昼すぎにかけて雷を伴い雪が降るという。中部や南部はおおむね曇りで、雷を伴い昼すぎまで雪の降る所がある見込みだという。