「影のファーストレディ」と言われた愛娘イヴァンカ・トランプ、新政権でホワイトハウス入りをしない理由とは?
ほとんど表舞台に姿を見せていなかったイヴァンカ・トランプだが、水曜日、父親が歴史的な大統領選勝利を収めたパームビーチでその傍らに立っていた。しかし、彼女は新政権で役職に就く意向はないようだ。 【動画】父ドナルド・トランプの詐欺疑惑裁判に召喚されたイヴァンカ・トランプ、民衆から罵倒される 2016年と2020年のドナルド・トランプの選挙運動で重要な役割を果たしたイヴァンカ・トランプだが、今年はその不在と沈黙が目立った。しかし、11月6日、彼女は父親の歴史的な勝利を祝うためにパームビーチに姿を現し、アメリカの第47代大統領となった父のそばに立っていた。青いベルベットのスーツに身を包んだトランプ家の長女は、注目を一身に集めた。そして今、人々の関心は、イヴァンカが次期トランプ政権に参加するかどうかだ。 43歳のアメリカ人女性は、長年にわたりドナルド・トランプの最も熱心な支持者のひとりだった。2016年の大統領選挙に積極的に関与し、2017年にホワイトハウスに重要な役職で迎えられた。彼女が敬愛する父親は彼女を「上級顧問」に任命し、彼女の夫で裕福な実業家ジャレッド・クシュナーも同じ役職を与えられた。「イヴァンカ夫妻」は2021年までその地位に留まった。彼らがドナルド・トランプに与えた影響力は明らかだ。
背を向けた友人たち
長い間、ファーストレディはメラニア夫人ではなく、イヴァンカ・トランプだと言われてきた。しかし、実際の状況はこうだ。2021年以降、イヴァンカ・トランプと彼女の夫は政治の世界から姿を消した。アメリカのメディアによれば、トランプの再選にもかかわらず、ふたりとも政治の舞台に戻るつもりはないようだ。ワシントンでの数年間の波乱の後、夫妻は現在、インディアン・クリーク島に住んでおり、そこは「億万長者の隠れ家」とも呼ばれる場所だ。彼らの隣人には、フットボール選手のトム・ブレイディや、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスとその婚約者ローラ・サンチェスも含まれている。 「ページ・シックス」の情報によると、「イヴァンカは父親を誇りに思っており、愛しているが、彼の最後の大統領職は大きな混乱を引き起こした」という。「ドナルドのせいでイヴァンカとジャレッドに背を向けた友人たちがいて、彼女たちは傷ついている。今、彼女は良い暮らしをしており、ホワイトハウスで働く必要はないと思っている。」別の親しい友人はアメリカのタブロイド紙に、「イヴァンカはテック界のリーダーたちと協力し、インターネット上の子どもの安全や、子どもの人身売買に関する懸念について話す姿を目にすることになるだろう」と語った。イヴァンカはホワイトハウスにいた当時、教育と女性と家族の経済的自立に関する問題に特に力を入れていた。