中日が福留に続きソフトバンク退団決定的の内川にも注目!
また中日は同時に阪神の今季限りでの退団が明らかになった球団OBの福留の調査もスタートしている。43歳の福留は、今季43試合に出場、打率.154、1本塁打、12打点と低迷したが、7月19日の中日戦で4打点を挙げてヒーローになるなど“職人技“は健在で中日にはインパクトを残した。 中日は過去にもトレード先だった阪神での年俸交渉に決裂して自由契約となった当時37歳の大豊泰昭を復帰させたケースや、楽天を戦力外になった山崎武司を43歳で10年ぶりにチームに出戻りさせたことがあり、ドラゴンズのユニホームを着てチームに多大な貢献をしてくれた球団OBに対して特別な配慮をする傾向が強い。 また内川、福留共に指導力があり、根尾、石川、岡林など期待の若手にとっては”最高のお手本”となる。彼らが持つリーダーシップも中日には必要だろう。 内川の今季推定年俸は2億円を超え、福留の推定年俸も1億円を超えているため、どれくらいの条件をオファーできるか、もポイントになるが、両選手共に年俸へのこだわりはないと見られている。内川か、福留か、或いは、左右の“職人バットマン“のW獲りか。現在、中日の支配下登録は70人で、ドラフトでは6人を獲得したため、今後の戦力外も含めた登録枠、チーム編成の問題とも連携するが、来季は与田監督が3年契約の最終年。まさに勝負の年となる“与田竜“のストーブリーグの動きから目が離せない。