くら寿司、回転レーンでサプライズを届ける「プレゼントシステム」導入
くら寿司は、回転レーンを活用してサプライズを届ける「プレゼントシステム」の導入を発表した。11月16日から一部店舗に導入される。 【画像】取締役広報宣伝・IR本部長の岡本浩之氏 コロナ禍やいたずら行為の影響で回転レーンの利用を取りやめる回転寿司店が増えるなか、同社では抗菌寿司カバーや監視システムなどを活用しながら回転レーンの利用継続に取り組んできた。 取締役広報宣伝・IR本部長の岡本浩之氏は、「物価上昇から来る節約志向で外食控えが課題になっている。回転レーンの活用で差別化を図り、顧客獲得を目指す」として、回転レーンのエンターテインメント性を最大限に活かしたサービスへの同社の思い入れを説明する。 プレゼントシステムは、そんな回転レーンをサプライズ演出に活用できるようにしたもので、こっそりと注文したケーキなどの商品が音楽にのせてパレードのような形で届けられる。テーブルに差し掛かると「おめでとう」や「ありがとう」といったメッセージが商品と一緒に流れてくる表示パネルに映し出される。 注文できるのは「季節のフルーツケーキ」(1000円~)、「季節のフルーツ プリンアラモード」(800円~)、「特撰ばらちらし」(1000円~)の3品。事前予約は不要で、各席に設置されているタブレットからも注文できるが、本人に気づかれないようにするには「スマホで注文」サービスの利用がオススメだ。 11月16日時点での導入店舗は、浅草、原宿、道頓堀、なんばパークスサウスの各グローバル旗艦店と、なんば日本橋、池袋東口、渋谷駅前、西新宿、高田馬場駅前、アトレ大森の計10店舗。当初は土日祝日限定での運用となり、順次対応店舗を拡大していく。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆