デザイン性と落ち着いた見た目を両立した〈ジル サンダー+〉のデニムパンツ!
あの名優にも負けないブルージーンズ!?
1950年代にジェームズ・ディーンが見せた、白Tにデニムという飾らないスタイル。70年以上を経た今でも、彼のその着こなしへの羨望の眼差しは変わることがない。その肝は、シンプル・イズ・ベスト。そこには、ジェームズ・ディーンが持つ“不良性”も見え隠れする。それだけに白Tとデニムの組み合わせは、着る人の“人となり”を表す、ともいえる。脅かすつもりはない。その見え隠れする“人となり”を見せびらかしたくなるデニムパンツを見つけたから。 それが、この〈ジル サンダー+〉のデニム。一見、パッチワークのような見た目のこの1本は、若干リラックスしたシルエットで、センターにも入った切り替えがポイント。こうしたデザインは、子供っぽく見えてしまいがちだけれど、それが上品にまとまっているのは、さすが。しかも、白Tをインして着ている姿を想像しやすいのも、このデニムの魅力。
シンプルな中にも、さりげなくお洒落に気を遣っている大人な雰囲気と、それに伴う上品さ。そして、デニムが本来持つ男らしい清潔感。こんな“人となり”が見え隠れするなら、「ジェームズ・ディーンにも負けない」っていいたくなる!? ※雑誌『Safari』4月号より