子どものひとことで見直した自分時間。心にゆとりができると、家事も楽しみに
家事に育児に仕事。すべてを頑張ってこなそうとすると、心にも時間にも余裕のない状態になってしまいがち。YouTubeで暮らしの紹介をする動画配信をおこなっている森の灯台さんは、時間を有効活用してゆとりのある生活を送れるようになったそう。自分時間の過ごし方を紹介します。 【写真】“好き”と向き合うスクラップブックで気分が上がる!
子どもの「怒ってる?」の問いかけがきっかけ
「私、いつも怖い顔してたんです」おっとりとした笑顔で話す森の灯台さんからは想像もつきませんが、かつては怒り顔が通常モード。お子さんから「怒ってる?」と聞かれてしまうこともあったのだそう。 「当時は家事と育児と仕事に疲れはてていて。それで怖い顔になっていたみたいです(笑)。でもそんな状態では子どもによくないし、自分自身もつらい。そこで、一度自分の時間をつくることに決めたんです」 のんびりと自分の好きなことをして過ごす時間は、心にゆとりを与えてくれたと言います。 「ゆとりがあると、家事に楽しみが見つけられるんですよね。そして新しいことに挑戦してみようという気持ちもわいてくる。YouTubeを始められたのは、自分時間のおかげだと思っています」
●5分のぼーっとタイムはひらめきの源
朝は意識して、なにもしない時間をつくるように。「外の景色が見えるソファに座り、お茶を飲みながらぼーっとしていると、動画のヒントや趣味のギターの曲が浮かぶんです」
●どうせやらなきゃいけないなら家事に全集中してみる
どうせ家事をやるならと、マインドフルネスを取り入れた森の灯台さん。「“今この瞬間”に意識を集中させると、心を抑制できるようになると聞いて実践中。不思議と家事が楽しく、はかどるようになりました」
●すてきな友達の自分時間アイデアに挑戦してみる
森の灯台さんの料理を目当てに、学生時代の友達が集まることも多いそう。「そこで聞く子育ての話や自分時間の過ごし方に影響されて、取り入れることもしばしば」
●スクラップブックで自分の“好き”と向き合う時間を
服やインテリア、雑貨、景色など、自分の好きなものを集めたスクラップブック。「ここには自分の夢や目標も書いていて。見直すと自分のことがよくわかる気がします」 眺めるたびに気分が上がる!
●手を動かすことで無心になる時間をつくる
イラストを描いたり、小物をつくったりするひとときは、悩みや不安を忘れられる穏やかな時間。「完成したときの小さな達成感は、自分に自信をもつことにもつながっています」 「知人に頼まれて、ショップやライブのフライヤーのイラストを描くことも」。 マガジンラックも森の灯台さんのお手製です。
ESSE編集部