【妻のホンネ調査】もしも夫から「僕への愛情はある?」と聞かれたら、妻は心の中で何を思うのか…半数以上が「好き」と回答
大切。でも「愛情」があるかはどうか、わからない
最後に「夫は大切」という点は肯定しながら、「夫に愛情がある」という点については自分でもよくわからなという声です。 「大切だけど、長く一緒にいて愛情ではないような気がする」(50歳/主婦) 「愛情はあるけど、どれくらいなものなのか自分でもわからない」(48歳/主婦) 「大切だけど、愛情ではなく家族としての情かな」(46歳/総務・人事・事務) 既婚男性からも同様の回答がありました。「必要」「大切」「愛している」の境界線が溶け落ちて「愛情がある」という感情を実感できない人もいるようです。これは筆者の主観ですが、ときめいたり、ウキウキしたりしなくても、相手を大切に思う気持ちがあるのなら、それは、愛情だと思います。 以上、夫から愛情確認をされたときの妻の本音についてお届けしました。 いろんな声がありましたが、自由回答を分類すると56.3%は「大切で愛情がある」と答え、28.1%はあいまいな答え、15.6%が「愛情はない」と回答していました。「愛している」や「大嫌い」がすっかり固定化した人がいる一方で、夫婦喧嘩の前後やその日のコンディションで流動的に変化している人もいると推察されます。 次回は、既婚男性の「心の声」をお届けします。
北川和子