大谷翔司が三度目の正直で悲願の王座獲得。KNOCK OUTと自分自身の強さを証明するためにK-1との対抗戦をアピール【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.6」(12月1日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「KNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦」で大谷翔司(スクランブル渋谷)がセーンダオレック・Y’ZDジム(タイ/Y`ZD GYM)を2RでKOで破り、悲願の王座獲得を成し遂げた。 この決定戦は前王者・久井大夢の王座返上に伴い行われるもの。大谷はこれまでバズーカ巧樹、久井とベルトをかけた戦いをしてきたが今一歩ベルトには届かず。今回は三度目の正直でベルトを巻いた。 2人は6月の「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」で対戦し、その時はセーンダオレックが2RでTKO勝ちを収めている。 1R、サウスポーのセーンダオレックとオーソドックスの構えの大谷。大谷が圧をかけてパンチを出す。セーンダオレックは左ハイを返す。大谷は圧をかけて右ボディーストレート。セーンダオレックは圧をかけて左ハイ。大谷が左ロー、セーンダオレックは左ミドル。セーンダオレックは圧をかけて重い左ミドル。大谷は詰めて右ボディー、右ミドル。セーンダオレックは詰めて左ミドル、左ストレート。大谷もパンチを返す。大谷は圧をかけて右ストレートをボディーに。セーンダオレックは左ミドルからロープを背負った大谷にパンチの連打。最後もセーンダオレックがパンチで大谷を下がらせる。大谷も打ち返す。
2R、圧をかけてローの大谷。セーンダオレックもローを返す。大谷は圧をかけて打ち合いに持ち込む。セーンダオレックは左ミドル、前蹴り。なおもパンチを連打の大谷。セーンダオレックは前蹴り。大谷はローからパンチの連打。そして左フックからワンツーの右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったセーンダオレックに大谷はラッシュをかける。セーンダオレックはクリンチでなんとかダウンを免れるが、ダメージは明らか。レフェリーに分けられると大谷はすぐにラッシュ。右ストレート、そして左フックの連打でセーンダオレックの動きが止まる。なんとかロープ伝いに逃げるセーンダオレックだったが、大谷のラッシュは止まらず。危険と見たレフェリーが割って入り試合を止めた。 大谷はリベンジを果たすと同時にKNOCK OUTでは初となる王座を獲得した。
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