ザックJ 真のA代表に招集されるのは誰だ
3つ目、4つ目の“イス”狙うのは?
割り込める新しい“イス”が、後1つ、2つ増える場合は、失点の目立つザックジャパンの問題点とされているセンターバックに、中国戦と韓国戦にフル出場し、及第点のプレーを見せた森重真人(FC東京)が選出される可能性もあるだろう。また、最後まで衰えない運動量でボールに絡み続け、大会MVPを獲得したボランチの山口螢(セレッソ大阪)も候補の一人だ。 他にも選ばれても不思議ではないのが、ジョーカーの座を狙う齋藤と原口元気(浦和レッズ)、右サイドで攻守に奮闘したFW工藤壮人、オーストラリア戦で対人の強さと前線への的確なフィードを見せたDF鈴木大輔(ともに柏レイソル)らか。いずれにしろ、今回の招集を見送られたとしても、東アジア杯で存在感を示したメンバーは、J1の舞台で結果を積み重ねた上で、9月の2連戦(対グアテマラ代表、6日@長居スタジアム、対ガーナ代表、10日@日産スタジアム)での招集を待つことになるのではないだろうか。 (文責・藤江直人/論スポ)