インドネシアが帰化の〝CL出場DF〟を即起用か 日本戦ドロー狙いで申監督が示唆
2026年北中米W杯アジア最終予選に臨むインドネシア代表を率いる韓国出身の申台龍監督(54)が日本代表戦(15日、ジャカルタ)に向けて新たな選手が加わることを示唆した。 【写真】インドネシアの〝隠し玉〟DF インドネシアは決戦に向けて帰化選手15人を含む27人のメンバーを発表済みだが、同国メディア「ANTERA」によると、7日に会見した申監督は「27~28人を招集するつもり」と追加招集の可能性を示唆。8日にインドネシア国籍を正式取得する元U―21オランダ代表DFケビン・ディクス(コペンハーゲン)が日本戦までに加わる見込みという。 オランダ1部の名門フェイエノールトやイタリア1部フィオレンティナでプレーし、デンマーク1部コペンハーゲンでは欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場した実力者だ。同メディアは「ケビンは母方の祖父と祖母にインドネシア人の血が流れており、帰化が承認される段階にある」とし「手続きが順調に進めば28歳のディフェンダーはブルーサムライ(日本)戦、グリーンファルコンズ(サウジアラビア)戦に臨むことになる」と伝えた。 インドネシアは日本に対して、守備的な戦いでドロー狙いと地元メディアで報じられているだけに、DF選手の〝補強〟は戦略を後押しすることになる。申監督は「(合宿)到着が遅れる選手がいるかもしれないが、準備は順調だ」とアピールしていた。
東スポWEB