GIIIなら地力は上位か 小倉大賞典覇者が中京記念で重賞2勝目狙う
小倉大賞典を制したエピファニー(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)が、中京記念(3歳上・GIII・小倉芝1800m)で重賞2勝目を狙う。 【写真】エピファニーこれまでの軌跡 エピファニーは父エピファネイア、母ルールブリタニア、母の父ディープインパクトの血統。母は1勝馬だが、伯母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞の覇者。いとこのブレイディヴェーグは昨年のエリザベス女王杯、同じくミッキーゴージャスは今年の愛知杯を制している。 ここまで15戦6勝。オープン昇級後は物足りないレースが続いたが、昨年のケフェウスSで10カ月ぶりの勝利をゲット。そして今年の小倉大賞典で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。折り合いが課題のタイプとあって、ハイペースが味方したことは確か。とはいえ、噛み合えば相当なパフォーマンスを発揮できることも間違いない。前走の大阪杯はGIの壁に跳ね返されて10着に崩れたが、今回はGIII、それも小倉大賞典と同じ小倉芝1800mが舞台とあって期待が高まる。 ここで重賞2勝目を果たし、天皇賞(秋)を視界に入れることができるか。GI再挑戦に向けてぜひとも結果を出したい一戦となる。