朝青龍のおい・ルブサンゴンボ 新弟子検査を受検 中学から日本へ 野球から転向「誰よりも強くなりたい」
「大相撲九州場所」（１０日初日、福岡国際センター） 新弟子検査が１日、福岡市内で行われ、受検した９人全員が身長１６７センチ以上、体重６７キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査を経て、初日に合格者が発表される。外国人は興行ビザ取得後の来年初場所で初土俵を踏む見通し。 元横綱朝青龍のおいでモンゴル出身のセルジブデー・ルブサンゴンボ（１８）＝錣山＝は１８６センチ、１１６キロでパス。昨年８月から部屋で生活しており「すごくうれしい」と笑みがこぼれた。元朝青龍の兄でプロレスラーだったブルーウルフさんの次男。中学から日本に留学し、高知・明徳義塾中では野球部だったが、同高で相撲に転向した。 中２時に元朝青龍と父から「相撲をやってみないか？」と誘われたことがきっかけ。「自分もやってみたいと思った。誰よりも強くなりたい。早く関取になって、家族や恩師に恩返ししたい」と目を輝かせた。
