イチジク栽培におすすめの進化系園芸資材を紹介!プロは実際どうやって使っている?【趣味の園芸11月号こぼれ話・後編】
不織布ポットもおすすめ
大:ポリエステル媒地だけでなく、自動かん水装置も、誌面で紹介した不織布ポットも、園芸資材はどんどん進歩しています。もちろん、資材の中にはまだ一般向けに紹介できる段階にはないですが、プロの現場ではほかにも活用され始めているものがあります。 大:不織布(布の一種)製のポットは排水性と通気性に優れ、水はけのよさを好むイチジク向き。軽くて扱いが楽なうえ、取っ手つきのものなら移動も簡単です。 園芸店の資材コーナーもよく見てみると、初めて見るようなものがあるかもしれません。ご自宅の植物で試すのは勇気がいるかもしれませんが、よさそうだと思ったらぜひ使ってみてください。活躍してくれるものもきっとあるはずです。 編:苗売り場はよく見ても、資材売り場は決まったもの以外、あまり見ていなかったなと思いました。これからは資材もしっかりチェックしてみます。ありがとうございました!
後日、編集部員が見学に行った園芸関連のイベントで不織布ポットを発見。大きなポットの中に、小さなポットに植えた草花が寄せ鉢されていた。 大森直樹(おおもり・なおき) 岡山県を拠点に、全国へ赴き果樹の生産指導を行う。著書に『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 イチジク』(NHK出版)ほか。 撮影協力/小出農園、奏果舎 ●ウェブだけで読める! 趣味の園芸テキストこぼれ話 『趣味の園芸』編集部によるテキストこぼれ話。最新号の特集や記事に関連して、誌面で紹介しきれなかった情報をウェブ限定でお届けします。