日本女子オープンで見つけた女子プロたちの「深いラフ」対策。救世主はユーティリティ!?
藤田さいき「高さで止められて、ラフから安全に出せる」
「もともとヘッドサイズがやや大きめのオノフを使っていて、ちょっとラフがきつすぎるのでより抜けが良いものを入れました。以前もずっと試していたのですが、今回の日本女子オープンを機に投入する予定です」 「今回は高さを出してボールを止めたいという理由で5番アイアンを抜いて6Uを入れています。またラフもアイアンよりは抜けやすかったですし、ラフに入ったときにグリーンを狙っていくのは結構厳しいので、できるだけ安全に出せるような工夫をしました。パー3も6Uで狙える距離が多いので、そういった意味でも6Uを入れています」。今回のセッティングは≪1W/3W/3U~6U/7.8.9.P/50/54/58≫と、上の番手を厚めに入れて日本女子オープンゴルフ選手権に挑む。
大利根CCでは飛距離を徹底的にコントロールする技術が求められるだろう。また今回取材したようなラフが深く、出しにくいコースではロフトが寝ているユーティリティを使用している選手が多く感じた。 距離が長くおまけにラフも深い大利根CCだが、2打目や3打目勝負が寄りシビアになるゲームが予想される。ラフに入ってしまった時のプロの対処法や、選択するクラブにも注目したい。
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