【デザート市場2021】「コロナ太り」や「贅沢感」もキーワードに 在宅時間増で求められるハードル高まる
コロナ禍による生活環境の一変で大きく変化した新たな消費環境の中で、常温・チルド両温度帯のデザートに対する消費者意識は大きな転換点を迎えている。2020年度のデザート市場のうち、手作り風フレッシュデザートを除く大量生産のゼリー・プリン類は、外出自粛と並行した在宅時間の増加で、「値頃感のある子どものおやつ」はもちろん、「満足感のある大人のプチ贅沢」や「健康に貢献する日常使いのアイテム」へと、求められるハードルがさらに高くなっているようだ。展開チャネルは量販店が伸びているものの、コンビニの手作り風スイーツとの競合環境はさらに激しさを増している。
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日本食糧新聞社