3畳のランドリールームで、いつでも洗濯&乾燥&衣服整理。自分のペースで家事する家
好きな時間に洗濯ができて、衣類の管理にも便利なランドリールームの事例を紹介します。3年前にハウスメーカーで注文住宅を建てたライターは、洗面脱衣所横に3畳のランドリールームをつくりました。収納を工夫したことで、下着やタオルのほか、子どもの洋服も、この場所にしまっています。来客時は引き戸を閉めておけば、干しっぱなしでOK。家事ラク&ストレスフリーの工夫を、ぜひ参考に。
3畳の独立したランドリールームをプラン
筆者は、夫と2人の息子(9歳と7歳)の4人暮らし。3年前にハウスメーカーで2階建ての注文住宅を建てました。 1階には玄関、LDK、趣味室、トイレ。2階には、浴室、洗面所、ランドリールーム、主寝室、子ども部屋、トイレ、来客用のスペースがあります。 新居を建てるとき、絶対につくりたいと思っていた部屋がありました。それはランドリールームです。 わが家は、2階に浴室と洗面脱衣所を配置し、ランドリールームは洗面脱衣所の隣につくりました。広さは約3畳。ちなみに、客間としてつくった洋室からも出入りできます。 専用の部屋なので、好きなときに室内干しできます。来客時に干しっぱなしにしていても、引き戸を閉めれば、視界に入りません。 また、アイロンがけをする作業台や、洗濯物をしまう収納まで考えて計画したので、家事がとてもラクになりました。ランドリールームをつくる際、取り入れてよかったことをご紹介します。
洗濯機横には、使い勝手のいい作業台を造作
わが家はドラム式洗濯乾燥機を愛用。ちなみにガス乾燥機はありません。タオルや下着などは乾燥までして、型崩れしたくないトップスやズボン、ソックスなどは室内干しにしています。 1日の洗濯物の半分以上は、ドラム式洗濯機で乾燥までしています。毎日回すので、手干しするものは、写真のとおりそれほど多くはありません。 洗濯機横には、造作で作業台を設置しました。サイズは幅100×奥行き50㎝です。 既製品の家具を置き、その上を作業台に利用する方法もあります。しかし、壁づけの作業台にこだわりました。理由は、作業台は欲しいけど、収納するものに合わせて、その下の収納(引き出し)を組み替えたいと思ったからです。 そうすれば、子どもの成長や暮らしの変化によって、入れやすいケースの高さや幅が変わっても、柔軟に対応できます。 それに、作業台だけ単独でつくれば、一枚板で壁と隙間なく設置できるので、上で洗濯物をたたむときも安定、隙間に洗濯物が落ちたりする心配もありません。 少々狭いですが、平らで安定しているのでアイロンがけもスムーズにできます(写真のように、アイロン用の耐熱マットは敷きます)。 おかげでかさばっていたアイロン台は、処分できてすっきり。高さがあるので、作業していても腰がラクです。