【RIZIN】無敗のキルギス戦士、24時間移動で「ちょっと体調良くない」も「3R闘うのを楽しみにしているよ」
研究家の一面も「ビデオは全部見た」
格闘技イベント「RIZIN DECADE」(31日・さいたまスーパーアリーナ)の第2部「RIZIN.49」の試合前記者会見が29日、都内で行われた。久保優太(37=PURGE TOKYO/BRAVE)と対戦するラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)は、意気込みを語った。 【動画】「BreakingDownでやれ!」の声、やっぱり始まったRIZIN戦士の大乱闘シーン この日もキルギスの伝統衣装であるカルパックをかぶって登場したシェイドゥラエフ。いつも通り笑顔を浮かべていたが、100%のコンディションというわけではないようだ。 「キルギスからイスタンブールを経由して日本に移動してきた。出発から24時間かかった。時差の問題もあってちょっと体調が良くないような気がするけど、明日からまた復活します」 9月末の「RIZIN.48」では、計量オーバーでの参戦となった元バンタム級王者のフアン・アーチュレッタを1Rで極めて圧勝。キャリア通算は12戦12勝、フィニッシュ率は驚異の100%、RIZINフェザー級でも2戦2勝と無双している。 「皆さんご覧の通り、いつも第1ラウンドか第2ラウンドでフィニッシュしてしまう。これから闘いをしようという、ウォームアップが終了したところで試合が終わってしまう。久保はストライカーとして素晴らしい選手。(今回は)第3ラウンドを闘うのを楽しみにしているよ」 快進撃を支えているのが、徹底的に試合を研究する姿勢だ。「しっかりと対策を練って練習している。久保選手の今までの試合はビデオで全部見た」と今回も準備には余念がない。 また、「(鈴木千裕と闘う)クレベル・コイケ、彼の今までの試合も全部見てきました」と今大会のフェザー級タイトルマッチにも目を向けている。 「個人的な意見では鈴木が勝つと思う。でも(クレベルも)経験豊富なんで、多分50・50じゃないかなという感覚だ。どっちが勝ったとしても次に私はその人と戦います。チャンスがあれば1日2人とも戦うよ。余裕があります」とタイトル戦線に意欲も示した。
ENCOUNT編集部