レッドブル、2025年のラインアップを正式発表。ペレスの後任としてローソンが加入へ
オラクル・レッドブル・レーシングは2025年のドライバーラインアップについて発表を行い、セルジオ・ペレスの後任としてリアム・ローソンが加わることを明らかにした。 【写真】2024年F1第4戦日本GP 優勝したマックス・フェルスタッペンと2位のセルジオ・ペレス(レッドブル) 2024年のレッドブルは、シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンが7勝を記録。中盤以降はなかなか勝利を挙げられず表彰台からも遠ざかる時期があったものの、フェルスタッペンは終盤のラスベガスGPで自身4回目となるドライバーズ選手権のタイトルを獲得した。 一方ペレスは、序盤戦は表彰台を獲得しバーレーンGP、サウジアラビアGP、日本GPでレッドブルのワンツー・フィニッシュを実現させた。しかしながらその後は徐々に表彰台から遠ざかり、時には予選Q1敗退を喫するほどペレスは低迷した。結局表彰台はシーズン序盤の4回だけで、ペレスはドライバーズランキングで8位となり、レッドブルの3年連続コンストラクターズタイトル獲得とはならなかった。 ペレスは6月にレッドブルとの契約を2年年長したことを発表したものの、成績不振に伴いレッドブルの2025年のドライバーラインアップは変更になるのではないかと言われてきた。RBに所属する角田裕毅の昇格、アメリカGPからダニエル・リカルドの後任としてRBに加入したローソンの昇格など様々な噂が流れたが、レッドブルは2024年シーズン終了後に議論を行うと明かしていた。 アブダビで行われたポストシーズンテストでは、角田がレッドブルのRB20をドライブし、ローソンは現在所属するRBから参加した。その後レッドブルは12月18日にペレスがチームを離れることを発表。2025年はフェルスタッペンとローソンというラインアップで戦うことになった。 [オートスポーツweb 2024年12月19日]