「ファーレ立川アート」の30周年を記念する、紙のプロダクトが登場。
今年を30周年迎える「ファーレ立川アート」のジオラマと記念グッズを地元メーカーの福永紙工が製作。この秋はアート作品と一緒に楽しもう! 【フォトギャラリーを見る】 JR立川駅の北側繁華街、デパートや映画館、オフィスビルなどが立ち並ぶファーレ地区に展示される109体のパブリックアート群「ファーレ立川アート」。 立川米軍基地跡地にアートを取り入れた再開発が行われ1994年10月に誕生したこのエリアには、36カ国92人の作家による109点のアートワークが鑑賞できるだけでなく、実際に触ったり座ったり音を聞いたりできるパブリックアートとして点在している。 今秋「ファーレ立川アート」誕生30周年を記念して、立川を拠点とするメーカー、福永紙工が「紙のジオラマ」と「30周年記念グッズ」を製作。10月8日~10月14日に開催された「ミュージアム・デー 2024 秋」でお披露目された。
エリア全体を俯瞰して見ることができるミニチュアの造形のジオラマは和紙作家ショウ・センとコラボレーションし、建物を手漉き和紙で、109体のアート作品を紙粘土で再現。今後は〈立川中央図書館〉や〈立川市役所〉などの市内での巡回展示を予定している。 また11月中旬より発売予定の「30周年記念グッズ」は人気の作品をモチーフにしたポストカードやポチ袋、ブロックメモなどを駒村壮太(福永紙工)がデザイン。「ファーレ立川アート」の魅力を身近に感じることができる文具雑貨が多数ラインナップする。この収益の一部は作品の修復や維持に活用されるという。 芸術の秋は立川が世界に誇るパブリックアートの街「ファーレ立川アート」にぜひ触れてみてほしい。
ファーレ立川アート グッズ・ジオラマ製作プロジェクト
販売元:ファーレ立川アート管理委員会、企画・デザイン・製造:福永紙工、監修:アートフロントギャラリー。問合せ:ファーレ立川アート管理委員会事務局(事務局:立川市産業文化スポーツ部地域文化課)TEL 042 523 2111。
photo_Tatsumi Yousuke text_Tomomi Nagayama editor_Keiko Kusan...